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マオカラースーツ : ウィキペディア日本語版
マオカラースーツ

マオカラースーツとは、立襟背広の上下一揃いをいう。ブレザーと同じく略礼装と見なされる。
== 概要 ==

日本国外で人民服国民服学生服に似せた背広を制作したのが始まりだと言われている。日本では上下一揃いで着用するが、日本国外ではスラックスを昼夜の礼服に変えたり、チノ・パンツジーンズに変えたりと、その限りではない。
「マオ」は中国共産党中央委員会主席などを歴任した毛沢東に由来する。英語では、インド首相などを歴任したジャワハルラール・ネルーがよく着ていた立襟の上着にちなんで、ネルージャケット(Nehru jacket)という。ネルーが着ていた服は1940年代以降にインドで開発された。インド人の政治家や官僚の中には、イギリス風の背広よりもインド風の服を着ようという者がいたが、従来のアチュカン(Achkan)などの上着は長さが膝まであり機能的ではなく、アチュカンの丈を腰あたりで切って背広風にしたものがネルージャケットの由来とされる。インドでは礼服などとして用いられるようになり、1960年代以降に東洋への関心が高まる欧米にも導入された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マオカラースーツ」の詳細全文を読む



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