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マカオドッグレースクラブ(澳門逸園賽狗會)は、中華人民共和国・マカオ特別行政区におけるドッグレースの競技団体である。 == 沿革 == マカオに最初にドッグレース場が設置されたのは1931年8月で、庶民向けのギャンブルとして盛況を博した事から、施設拡充の為、新たに中国との国境付近にドッグレース場を新設した。しかし、その頃には日中戦争などの影響で、中立国のマカオにも不況の波が押し寄せ、また他のギャンブル施設との競争も激烈となった事から売り上げは次第に低下し、結局1938年にドッグレース場は閉鎖されてしまった。 その後ドッグレース場は、大陸側から逃れてきた中国人難民の暮らす場所となり、施設は放置状態となったが、1963年になって復活が決定し、かつて上海にあったドッグレースの調教師であったオーストラリア人の調教師らが協力して準備し、上海のドッグレース場で使用されていた出走犬の表示板や、レース開始を告げる鐘(現在も使用されている)、さらには兎のダミーを走行させる機械などをマカオに移設して、ドッグレース場を再開した。 再開後は、マカオのみならず、香港からも数多くのファンが訪れ、マカオのギャンブルのひとつとして今も人気を博している。 最近では、場外から投票する利用客の為のサービスに力を入れており、ラジオやストリーミング中継放送の実施や、香港でも有線電視で専用チャンネルでの中継放送を実施している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マカオドッグレースクラブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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