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マカディカディ塩湖[まかでぃかでぃしおこ]
マカディカディ塩湖(Makgadikgadi Pan)は、ボツワナ北部、カラハリ砂漠に広がる塩湖。マカリカリ塩湖とも呼ばれる。雨季にのみ水がたまるが、普段は乾燥した塩類平原が広がっている。面積16,057km2。世界最大の塩類平原のひとつである。 ==地理== マカディカディ塩湖はスア・パン、ントウェトウェ・パン、ンサイ・パンの3つに別れている。一年の大半は塩に覆われた乾燥した白い平原となっているが、雨季には水がたまる。塩湖の主な水源はジンバブエのブラワヨ周辺から流れてくるナタ川である。また、水量は少ないがオカバンゴ・デルタから流れてくるボテティ川からも水が注ぎ込む。 かつてカラハリ砂漠には現在の4倍、6万km2に及ぶマカディカディ湖と呼ばれる巨大湖があったが、気候の乾燥化とともに縮小し、やがてマカディカディ塩湖を残して消滅した。マカディカディ塩湖周辺には石器が豊富に出土し、完新世初期にはすでに人間が居住していたと考えられている。 マカディカディ塩湖には塩と水、それに草を求めさまざまな動物がやってくる。ヌーなどの移動性の動物も多く、またマカディカディはアフリカ最大のシマウマの生息地である。渡り鳥の繁殖地でもあり、雨季にはモモイロペリカンやフラミンゴ、チドリ類などがやってくる。ダチョウの姿もよくみられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マカディカディ塩湖」の詳細全文を読む
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