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マカロン
マカロン()は、卵白と砂糖とアーモンドを使ってオーブンで焼きあげた菓子で、直径数センチの半円形をしており〔河野友美、山口米子『日本大百科全書』小学館。〕、フランスを代表する洋菓子であるが、発祥地はイタリアであり、語源はマカロニと同じものである〔大森由紀子『フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来』119頁 世界文化社〕。「マコロン」「マキャロン」とも言う。 == パリ風マカロン == マカロンと名の付く菓子には色々な種類があり、単にマカロンと言えば、通常は固く泡立てたメレンゲに砂糖、アーモンドプードル(パウダー)等を加えて混ぜて焼き上げた柔らかな2枚の生地にクリームやジャム、ガナッシュをはさんだパリ風マカロン(マカロン・パリジャン、macaron parisien)のことを指し、正式にはマカロン・ムー(macaron mou、「柔らかいマカロン」)と言う。彩りも豊富で贈り物としても人気がある。アーモンド粉末の代わりにココナッツを使うこともある〔『小学館ランダムハウス英和大辞典』。〕。 パリ風マカロンは、パリにある「ラデュレ」菓子店の経営者ピエール・デフォンテーヌが、1930年に2枚のマカロンにジャムやクリームをはさんで売り出したのが始まりである。日本では、生地を小さく絞ったまま焼いたものもマカロンとして売られていることがある(下記関連項目「まころん」も参照のこと)。「ラデュレ」のマカロンは、NIKKEIプラス1の「おすすめのマカロン」で1位を獲得した〔『日本経済新聞』 2009年5月5日版。〕。バニラ以外には、チョコレート・ローズ・ピスタチオ味が有名だが、梅や抹茶などの和風マカロンも作られている。めずらしいものでは、黒ゴマ味のマカロンなどがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マカロン」の詳細全文を読む
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