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マカ族[まかぞく]
マカ族(マカぞく、Makah、現地語ではmäkô'、マカー族)は、アメリカインディアンの部族である。彼ら自身は「クェネトチェチャト(岬の人)」と自称する。「マカー」は、「食べ物に気前が良い」という意味のサリッシュ族の言葉からきている。 == 文化 == アメリカの太平洋の北西海岸、ワシントン州のオリンピック半島に定住し、アルゴンキン語族のワカシ語族に属するマカ語を話す。現在、マカ語は長老など高齢の人しか話せないが、最近ではマカ族の若者が祖先代々の言語を維持するよう努力している。現在オリンピック半島のマカ族の保留地(Reservation)があり、bahaada、deah(現Neah Bay)、waatch、sooes、ozetteの5つの村に定住している。1850年代の天然痘の流行により部族の人口が大きく減ったが、現在、保留地にいるマカ族の人口は2002年の調査で1,213人(マカ族全体は2,389人)だった。 住民の多くは漁業で生計を立てているが、失業率は夏で約30%、冬は75%に達する。その他の収入は林業や農業で、特に林業は主にアメリカネズコ(ベイスギ、Great Western Red Cedar)である。マカ族はスギの木を使ってカヌーも作る。漁業は鮭漁などで、鯨やアザラシも捕獲する。また、居留地の中心集落のニアベイは、週末でも人通りは少なく、海を臨むレストランは閉店し、更に薬物依存者が増え犯罪も問題化している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マカ族」の詳細全文を読む
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