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マキシム機関銃[まきしむきかんじゅう] マキシム機関銃(マキシムきかんじゅう)は1884年に、アメリカ生まれ〔http://www.britannica.com/EBchecked/topic/370419/Sir-Hiram-Stevens-Maxim〕のイギリス人発明家、ハイラム・マキシムによって作られた、世界で最初の全自動式機関銃である。最初の現代的な機関銃であり、以後の戦場に革命をもたらした。 == 機能 ==
一丁だけで多数の敵兵をなぎ倒せる、弾丸を連続発射できる銃の戦場における有用性は明白であり、多くの発明家が設計に取り組み、そのいくつかは実用化された。本銃の登場以前には、手回し式のクランクハンドルや多銃身を使用したガトリング砲やガードナー機関銃(en)があった。しかしマキシム機関銃は空薬莢の排出と次弾装填に射撃時の反動を利用する、完全に人力を要しない作動機構で作られたはじめての自動銃で、以前のあらゆる連続発射方式を一掃した。 現代の機関銃と比較すると、マキシム機関銃は重く、かさばり、扱いにくい。水冷式で冷却水はすぐ蒸発するため連続使用にはコンスタントな水の補給のほか、数百発ごとに必要となる交換銃身、そしてむろん銃弾の補給が欠かせず、運用や移動に数名の人員が必要だった。そのためこの機関銃は通常、数名からなる機関銃分隊によって運用された。しかしマキシム機関銃は試験で毎分600発を射撃できることを示し、これは、同時代における後装式のボルトアクションライフル約30挺の火力に匹敵した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マキシム機関銃」の詳細全文を読む
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