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『マキゾエホリック』は、角川スニーカー文庫から発売された東亮太のライトノベル。本作品は第10回スニーカー大賞の奨励賞受賞作の「君等の記号/私のジケン」を改題・加筆したもので、著者のデビュー作となった。イラストはNino。 「ライトノベルや漫画、アニメ、ゲームに登場しがち」な人物が集まった「私立御伽学園1年乙組」の周りで起こる事件を描いている。「記号的なキャラクター」という批判的な言葉を逆手に取った作品で、クラス全員に記号を与えている〔『このライトノベルがすごい!2007』82頁。〕。ストーリーはそうした記号を効果的に用いたミステリー仕立てになっており〔、学園ラブコメや侵略的SFといった要素も織りまぜている。 既刊3巻で、単行本未収録の短編が2本存在する(うち1本は電子書籍として販売)。作者は3巻の執筆中に「とある事情」によるシリーズの中断を聞かされるが、「いずれ再開したい」とも聞かされたため3巻は最終巻のような内容にはならなかった。2010年4月の時点では続刊の出る予定はまったくない。 == 登場人物 == === 私立御伽学園1年乙組 === クラスメイトは「勇者」に「ロボット乗り」、「幼馴染」に「メイド」に「電波」、「妖怪」に「吸血鬼」と普通の私立高校の中にあって、なぜか一箇所に記号的な人間が集められたクラス。ことあるごとに騒動を起こし、学校行事を滞らせている。周りのクラスは半ば諦観しており、大抵のことではもう驚かない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マキゾエホリック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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