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マキャヴェリ駁論[まきゃう゛ぇりばくろん]
『マキャヴェリ駁論』、あるいは『反マキャヴェリ論』(''Anti-Machiavel'' )は、プロイセン王フリードリヒ2世の初期の著作の一つで、マキャヴェリとその著作『君主論』に対する反論である。 == 沿革 == フリードリヒは、生涯にわたる文通相手であったヴォルテールと王太子時代から書簡のやり取りを行っていた。1738年8月の書簡でフリードリヒは、ヴォルテールがマキャヴェリを偉人の一人に数えていることについてに反論している。その後、フリードリヒはヴォルテールに、マキャヴェリについて著作するつもりであることを知らせ、書き上げると、原稿を送ってヴォルテールに推敲と出版を依頼した。1739年から1740年にかけてである。 ヴォルテールはフリードリヒの原稿をオランダで出版した。ヴォルテールは「これはマキャヴェリへの見事な駁論である。しかし、後日さらに立派な駁論を見ることができるだろう。それはこの王の生涯である」と述べ、モンテスキューもこれを高く評価した。原著はフランス語であるが、ドイツ語など数言語に翻訳され、版を重ねた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マキャヴェリ駁論」の詳細全文を読む
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