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マクシミリアン・ジーナス(Maximilian Jenius)は、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』、『マクロス7』、ドリームキャスト用ゲーム『マクロスM3』および関連作品に登場する、架空の人物。愛称は「マックス」。声の出演は速水奨〔『超時空要塞マクロス』第11話までは「大浜靖」名義。第12話エンディングではマックス役の表示がなく、第13話より「速水奨」名義で表示。〕。 == 概要 == 『超時空要塞マクロス』では主人公のパイロット・一条輝が初めて持つ部下のひとりとして登場する。可変戦闘機バルキリーの操縦をはじめとする、あらゆる技能に秀でた「天才」として描かれ、後に敵異星人ゼントラーディの女性エース、ミリア・ファリーナと史上初の星間結婚を行い、作品世界内の歴史に名を刻むことになる。搭乗機のパーソナルカラーはシリーズを通して青と設定されている。 キャラクターとしては、従来のテレビアニメのヒーロー像を演じる「脇役」という異色の存在である。これは主人公一条輝をごく普通の青年に描くため、対極として演出されたものであった。なお初期のキャラクターデザイン案は陰湿なイメージの顔立ちだったために採用されず、敵キャラクターであるカムジン・クラヴシェラに転用された。板野サーカスと呼ばれる高速メカアクション演出により、マックスとミリアの天才同士の空中戦はシリーズ中出色の見せ場となった。このため放送当時、雑誌上の「好きなバルキリー」アンケートでは、一条輝やロイ・フォッカーの機体を差し置いて、マックスの青いVF-1Aが1位になるという現象も起こった。 35年後の世界を描いた『マクロス7』では、第37次超長距離移民船団マクロス7船団長兼可変ステルス攻撃宇宙空母バトル7の艦長にして、同作品のヒロイン、ミレーヌ・ジーナスの父という立場で登場する。 『マクロスM3』では妻ミリアとともに主人公とされ、『超時空要塞マクロス』と『マクロス7』の中間に位置する時代が描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクシミリアン・ジーナス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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