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マクスウェルの関係式(マクスウェルのかんけいしき、)とは、熱力学における温度、圧力、エントロピー、体積という4つの状態量の間に成り立つ関係式。ジェームズ・クラーク・マクスウェルによって導出された。これらの関係式によって、測定が困難なエントロピーの変化量を、圧力、温度、体積の変化という、測定がより簡単な量で置き換えることができる。 == 概要 == 化学ポテンシャルを無視するとして、次の4つの関係式が成立する。これをマクスウェルの関係式と呼ぶ。 : : : : ここで、''P'' :圧力、''V'' :体積、''T'' :温度、''S'' :エントロピーである。 ヤコビアンを用いると、これら4式をまとめて : と表すことができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクスウェルの関係式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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