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マクストフカセグレン式望遠鏡 : ウィキペディア日本語版 | マクストフカセグレン式望遠鏡
マクストフカセグレン式望遠鏡(マクストフカセグレンしきぼうえんきょう、)は、反射式と屈折式の両方を組み合わせたカセグレン式望遠鏡の一形式である。 == 発明 == 数値制御研磨機や検査法が発達したもののシュミット式望遠鏡の補正板製作は球面研磨より厄介であり、球面だけでシュミット補正板と同じ効果を得る方法が世界各国で研究された。1943年にソビエト連邦のD・D・マクストフは凹面を対物側に向けたメニスカスレンズが球面鏡と逆の球面収差とコマ収差を持っていることに着目しマクストフカメラを製作、これを望遠鏡として使用するためにメニスカスレンズ後面中央部をメッキして反射鏡とし、主鏡中央に穴を開けて焦点を後部に出し、鏡筒後部で観察できるようにしたのがマクストフカセグレン式望遠鏡である。 鏡筒前端が閉じており筒内気流が少なく、副鏡の支持棒がないので回折も少なく良像を得やすい。残存色収差もわずかである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクストフカセグレン式望遠鏡」の詳細全文を読む
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