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マクラーレン・M30[まくらーれんえむ30]
マクラーレン・M30(McLaren M30)は、マクラーレンが1980年のF1世界選手権用に製作したフォーミュラ1カー。デザイナーはゴードン・コパック。 == 概要 == 前作のM29と基本的なスタイルはほとんど変わらないが、シャシーの重心を低くして、さらに剛性が高められるなど細部に手が加えられた〔『AUTO SPORT YEAR '80/'81』 三栄書房、1981年、65頁。〕。足回りはサスペンションをインボード化し、ブレーキはアウトボードタイプを採用した〔ナイ(1989年)、287頁。〕。 M30は1台のみ製作され、アラン・プロストがドライブ。ナンバー1ドライバーのジョン・ワトソンはM29Cを引き続き使用した。初出走した第11戦オランダGPで6位入賞、イタリアGPで7位になる。この後、ジョン・バーナードによって車体が全体的に修正される〔ナイ(1989年)、289頁。〕が、最終戦アメリカGP予選での事故によって破損した〔。 コパックにとって、マクラーレンでデザインを行った最後のF1カーとなった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクラーレン・M30」の詳細全文を読む
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