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マクロスクロニクル : ウィキペディア日本語版
マクロス・クロニクル

マクロス・クロニクル』 (MACROSS CHRONICLE) は、テレビアニメ超時空要塞マクロス』をはじめとする各種作品群「マクロスシリーズ」を扱った分冊百科である。
ウィーヴより2008年から2010年まで刊行された全50号のシリーズと、デアゴスティーニ・ジャパンより2013年から2014年まで刊行された全81号のシリーズ(新訂版)がある〔マクロス30週年記念! シリーズ全てを網羅した『マクロス・クロニクル』創刊 〕。
== 概要 ==
「マクロスシリーズ」の25周年を記念し、第1作『超時空要塞マクロス』(1982年)から『マクロスF』(2008年)までの各種設定や関連事項について、描き下ろしイラストや写真、設定資料などを交えて解説している。各種設定においては放映当時の設定を、これまでに新たに追加された設定や現代の視点から、考証のリファインを行い、新たに構築された新設定等も掲載されている。「マクロスシリーズ」制作の中心的存在である河森正治は、各シリーズ作品を作品世界内の歴史的事実を元に作られた「再現ドキュメンタリー」「再現ドラマ」と捉えていることについて触れた上で、本誌の制作スタンスについて「マクロスの背後に流れる歴史を様々な人物が解釈し、まとめあげた記録集」〔『マクロス・クロニクル No.01』ウィーヴ、2008年。〕と述べている。
発行元はウィーヴ、発売元は小学館集英社プロダクション2008年7月24日から2010年6月10日まで隔週木曜日に発売。全50号。定価は創刊号のみ税込590円、第2号以降は税込690円。各シートは切り離し式で、別売りの専用バインダーが税込1,780円で販売されている。サイズはA4変形判、本文は32ページ。定期購読による販売も行われていた。
表紙は創刊号のみ歴代作品のヒロイン(リン・ミンメイミレーヌ・フレア・ジーナスランカ・リー)のイラストを手前に、歴代の主人公機(VF-1JYF-19VF-19改VF-25F)を奥に配したデザインで、第2号以降は後述する「メカニックシート」に載せられた描き下ろしイラストを中心に据えた構成となっているが、まれにシェリル・ノームなどヒロインのイラストを中心としている場合があった。
本文の執筆は坂口徳仁、杉山和繁、ぽろり春草の3人。イラストレーションは天神英貴、市川裕文、射尾卓弥、和田淳、獅子猿、A'sまりあ、木下ともたけ、フヂロウなどが担当している。
創刊号は10万冊を出荷し、ウィーヴ出版事業の中では好調と伝えられている〔「ウィーヴ中間決算 出版事業厳しい アニメ偏重見直しも 」アニメ!アニメ!(2008年8月22日)2010年3月7日閲覧。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マクロス・クロニクル」の詳細全文を読む



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