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マグマ大使[まぐまたいし]
『マグマ大使』(マグマたいし)は、手塚治虫の漫画作品、およびこれを原作にした実写の特撮テレビ番組およびOVA。そして、これらの作品の主人公の名である。 == 漫画版 == マグマ大使とは、地球の創造主アースが、地球侵略を狙う「宇宙の帝王」ゴアとの戦いのために生んだ「ロケット人間」である。マグマ大使は、アースがマモル少年に与えた特殊な笛によって呼び出される。マモル少年たち正義の味方と、地球征服を企む宇宙の帝王ゴア、ゴアの差し向けた敵との戦いを描く。 少年月刊誌『少年画報』に1965年5月号から1967年8月号まで連載。テレビ版と異なり、怪獣はほとんど登場せず、どんな人間にも変身できる人間モドキや一つ目の種族サイクロップスなどの等身大の怪人が多く登場しており、また、宇宙の帝王ゴアもテレビ版以上に積極的な活躍を見せた。ラストが異なるものがあり、ゴアの正体には、蜘蛛のようなものとテレビ版のゴアゴンゴン風のものの二種類ある。 後半はバラエティに富んだ展開ではあったが、作者である手塚の過密スケジュールのため、別の人物による代筆となっている。この為、代筆部分を自分名義の作品とすることを手塚自身が容認できず、後半のサイクロップス編は単行本化されていない〔後篇が収録されていない「手塚治虫漫画全集」版(全三巻)では、あとがきで手塚自身が「この先はほぼ井上智と福元一義の代筆なので」とコメントしている。〕 。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マグマ大使」の詳細全文を読む
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