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マサヤ()は、ニカラグアの都市で、マサヤ県の県都。「花の街」と呼ばれる。グラナダの14km北、首都マナグアの17km南に位置し、北には名の由来となったマサヤ山がそびえる。人口は2005年の推計で14万6000人。 == 地理 == ニカラグアの大穀倉地帯の中央部に位置し、マサヤ県やコラソ県で生産された農産物はここから船で首都マナグアやレオンに運ばれる。軽工業も盛んで、靴や衣類がつくられている。葉巻、皮革製品、石鹸、糊の生産、繊維加工なども行われている。周辺地域では家具がつくられており、マサヤ近郊の湖近くにはハンモック製造所がある。 マサヤは「ニカラグア文化の発祥の地」として知られ、工芸品の生産が盛ん。中央バスステーションの隣に位置するメイン市場は種別に区分されており、なかには女性用ハンモック、刺繍ブラウス、木彫り作品、麻織物といったユニークなコーナーもある。周辺地域で生産される金物や美容製品なども常時売られている。 大衆市場から数ブロック離れた中心街近くに1900年代に築かれた旧市場の中には工芸品市場があり、地元の工芸品が見られることから観光地としてにぎわっている。木曜日の夜には毎週「お祭り騒ぎの夜」というイベントがあり、民族舞踊が見られる。 毎年秋には守護聖人のヒエロニムスを祀る祝祭が催される。祝祭では多くの人々が民族舞踊や通りの行列に参加し、聖人にささげるが、宗教的意味合いは薄い。通りの行列には地元や国の政治家を風刺したコスチュームをする個人や団体もいる。この祝祭は3ヶ月という長さと民族的要素の濃さから国内でよく知られる。 旧市街には数箇所の広場と16世紀のバロック建築の教会が2軒ある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マサヤ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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