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マザーウェルFC()は、スコットランド中部の都市マザーウェルを本拠地とするサッカークラブ。スコティッシュ・プレミアリーグに所属している。マザーウェルがスコットランドを代表する鉄鋼の生産地であることから「Steelmen」(鉄の男)の愛称がある。 ==概要== 1886年5月17日にグレンチェーンFCとアルファFC(クレーンとエンジン作業員のサッカークラブ)という2つのアマチュアクラブが合併して誕生した。スコットランドサッカー協会に加盟したのは1891年、そして1893年に新設された2部に加入した。19世紀末から20世紀初頭までは1部と2部とを行き来していた。 1931-32シーズンには、フォワードのウィリー・マクファディンが現在もリーグ最多得点記録として残る52得点を挙げ、30勝6分2敗の成績でリーグ初優勝を飾っている。その後、何度か優勝争いはするものの、レンジャーズ、セルティックなどに阻まれてきた。近年は中位から下位が定位置となっている。 2002-03シーズンはリーグ最下位となり本来なら降格だったが、昇格するはずのフォルカークFCのスタジアムが基準を満たさず昇格を見送られたため、幸運にも降格を免れている。 2007年12月29日のスコットランド・プレミアリーグ第20節対ダンディー・ユナイテッドFC戦、78分に途中交代でピッチを離れベンチに戻ろうとしたMFフィル・オドネルが倒れた。すぐさま救急車で最寄りの病院へと搬送されたが途中で死去した。17:18に死亡が確認された。35歳だった。彼の付けていた背番号10は永久欠番となった。原因は分かっていないが何らかの発作が起こったものと見られている。彼はマザーウェルからセルティックに移籍するときの移籍金がクラブ史上最高額であった。 2011-12シーズンはリーグ3位の好成績を残した。同シーズン中、2位のレンジャーズが会社更生法を申請し破産。レンジャーズが破産により欧州国際大会の出場権を剥奪されたため、マザーウェルがUEFAチャンピオンズリーグ予備予選3回戦の出場権を得ることになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マザーウェルFC」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Motherwell F.C. 」があります。 スポンサード リンク
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