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『マジカル・トロッコ・アドベンチャー』(Magical Truck Adventure)は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)が1998年12月に発売したアーケードゲーム。開発は、セガの第3AM研究開発部(略称:AM3研)である。 == 概要 == 「手漕ぎ式トロッコを漕ぐ」という独特の操作系を導入した、大型筐体の体感ゲームである。筐体のレバーを上下に往復させて画面内のトロッコを動かし、足下のフットペダルを使って障害物や攻撃を回避しながら、敵キャラのトロッコを追いかけたり、それから逃げたりして(いわゆる鬼ごっこのルール)、「不思議な石」を取り戻すことが目的である。障害物にぶつかったり攻撃を受けたりすると、画面下部のダメージゲージが溜まっていき、それがいっぱいになるとトロッコが壊れてゲームオーバーとなる(コンティニューすることはできず、そこでプレイ終了となる)。 各ステージ後半で展開される鬼ごっこの成功・失敗によって、次に進むステージが分岐され、マルチエンディングが用意されているのも特徴の一つである。このため、いくら鬼ごっこに失敗したとしても、ダメージゲージがいっぱいとならない限り、途中でゲームオーバーとはならない。 なお、各ステージの明確な制限時間は表示されない(通常のプレイでは、制限時間は無いようなものである)。しかし、しばらく操作しないでいると、岩が飛んできてぶつかってくるなどして、ダメージゲージが溜まるようになっている。これにより、放置された場合には自動的にゲームオーバーとなるように設定されている(いわゆる永久パターン防止)。 ゲームオーバーやエンディングの後には、プレイヤー2人の相性度(1人プレイの場合は達成度)がパーセンテージで表示される。 2人同時プレイができるように、筐体にはレバーとペダルが、それぞれ左右に2つずつ備わっているのが特徴である。他にスタートボタンが左右2つ配置されている。料金投入後に片方だけのボタンを押せば、1人プレイとなり(ボタンを押した側のレバー・ペダルを操作する。もう片側はコンピュータが自動的に操作する)、両方のボタンを押せば2人プレイとなる。 注意すべき点として、1人プレイ・2人プレイともプレイ料金は同じである。なお、1人プレイの最中であっても、もう一方のスタートボタンを押すだけで2人プレイに切り替わり、途中参加が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マジカル・トロッコ・アドベンチャー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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