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マックスとモーリッツ
『マックスとモーリッツ - 七つのいたずらの話』(Max und Moritz - Eine Bubengeschichte in sieben Streichen)とは、ドイツの画家にして詩人ヴィルヘルム・ブッシュ(Wilhelm Busch、1832年4月15日 - 1908年1月9日)により、1865年に発表されたドイツ語の絵本である。この極めて独創的でブラックユーモアに満ちた物語は、全編にわたって韻を踏んだ対句で記述されている。この絵本は最初期のコミック・ストリップである『カッツェンジャマー・キッズ』に直接に影響を与えており、漫画史における重要な作品であると考えられている。 また、『マックスとモーリッツ』は1887年に『WAMPAKU MONOGATARI』の題で渋谷新次郎および小柳津要人によりローマ字訳された、日本で最初に翻訳されたオリジナルの絵本でもある。 == 文化的な位置づけ == このブッシュによる二人のいたずら小僧を描いた古典的な物語は、現在パブリックドメインとなっており、英語圏における相対的な知名度の低さにも関わらず(あるいは、むしろその低さのために)、ドイツ語文化圏の一角を代表する作品となっている。今日でもドイツ(およびオーストリア)において、この物語はしばしばマスコミで取り上げられ、広く親しまれている。マックスとモーリッツの小憎らしい顔はいたずら小僧のシンボルであり、広告ロゴや落書きなどで頻繁に使われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マックスとモーリッツ」の詳細全文を読む
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