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マッケンジー級駆逐艦()とは、1960年代から1990年代にかけてカナダ海軍で運用された駆逐艦である。 == 概要 == 当初は6隻建造する予定であったが、最後の2隻はサン・ローラン級に準じてヘリコプター格納庫を追加する設計変更が行われた上でアナポリス級として就役した。 本級はその就役期間の大半を太平洋岸海域で過ごし、主に訓練用として運用された。レスティゴーシュ級によく似た形状であったが、1960年代にレスティゴーシュ級駆逐艦がIRE(Improved RESTIGOUCHE)改修によってASROCを搭載するなどの大規模な改修を受けたのに対し、本級はDELEX(DEstroyer Life EXtension:駆逐艦延命)改修を受けた以外、大規模な改修は行われなかった。 前部主砲のヴィッカースMk.6 3インチ70口径連装砲は、レスティゴーシュ級やイギリス海軍のタイガー級防空巡洋艦に搭載された対空・対水上用の両用砲であり、6.8kgの砲弾を最大90発/分の連射速度で射撃することができた〔http://www.navweaps.com/Weapons/WNBR_3-70_mk6.htm 〕。 後部主砲には、アメリカ製のMk.33 3インチ連装速射砲が採用されているが、4番艦のDDE-264クアッペルのみは、前部主砲にもMk.33を採用している。 1990年代に入ってからは新型のハリファックス級フリゲートの配備が始められたため、1994年までに全艦が退役した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マッケンジー級駆逐艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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