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マッタラ・ラジャパクサ国際空港 : ウィキペディア日本語版
マッタラ・ラージャパクサ国際空港[まったら らーじゃぱくさこくさいくうこう]

マッタラ・ラージャパクサ国際空港(マッタラ・ラージャパクサこくさいくうこう、、、)は、スリランカ南部州ハンバントタ県のマッタラにある国際空港である。県都ハンバントタから北に15kmほどの距離に位置する。コロンボ首都圏のバンダラナイケ国際空港に次ぐ、スリランカ第2の国際空港となるべく開発が進められている。
空港名称は、第6代大統領のマヒンダ・ラージャパクサに由来する。ハンバントタ国際空港 () とも呼ばれる。
== 沿革 ==

スリランカの空の玄関はこれまで1967年に開港したバンダラナイケ国際空港が一手に担っていたが、将来的に同空港のキャパシティが飽和するという見解や代替となる空港が必要となるという判断から、新たに第2国際空港の建設が求められた。建設計画は2009年11月27日にラージャパクサ大統領の承認を受けた。工事は2010年3月より始まり、2013年3月18日に開港した。建設費は2億900万ドル。建設は中国のが請け負っており、建設に当たっては中国政府から1億9080万ドルの融資が行われている。 2015年を目標に第2期工事も予定されており、最終的には敷地面積2,000ヘクタールの大規模空港となる計画である。
新空港の開港により、航空産業の拡大や国際貿易、観光業、雇用の活性化が生まれ経済発展への刺激となることが期待されている。2013年現在世界最大の大きさを誇るエアバスA380旅客機にも対応するよう作られており、国際民間航空機関の提言に従った設計となっている。
しかし、開業後は2014年5月の収入が僅か1万6千ルピー(約1万5千円)を記録するなど深刻な経営不振に陥っている。ハンバントタ県は元々ラージャパクサ大統領の地元であり、新空港の建設自体が大統領の意向が強く働いたものであったことから、2015年1月の政権交代により赤字路線にも関わらず運行を続けていたスリランカ航空の全線撤退が発表された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マッタラ・ラージャパクサ国際空港」の詳細全文を読む



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