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マシュー・エドワード・ハービー(Matthew Edward Harvey, 1989年3月27日 - )は、アメリカ合衆国コネティカット州ニューロンドン出身のプロ野球選手(投手)。MLB・ニューヨーク・メッツ所属。ニックネームは「Real Deal」,「The Dark Knight of Gotham」。 == 経歴 == 2007年のMLBドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから3巡目に指名を受けるが契約せず、ノースカロライナ大学チャペルヒル校に進学。 2010年のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから1巡目(全体7位)に指名を受け入団。 はA+級・AA級合計で26試合、13勝、135.2回、防御率3.32、156奪三振を記録する。 7月26日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。5.1イニングを11奪三振無失点の好投で初勝利を挙げる。打撃でも2安打を記録し、デビュー戦で2桁奪三振と複数安打を同時に記録したのは史上初だった〔Harvey strikes out 11 in Mets debut 〕。同年は10試合に先発し、3勝5敗ながら防御率2.73・奪三振率10.62とハイレベルな成績を残した。 は開幕から先発ローテーションに定着。4月は6試合に登板し、4勝0敗、40.2回、防御率1.56、46奪三振などの好成績でピッチャー・オブ・ザ・マンスを初受賞した。5月7日のシカゴ・ホワイトソックス戦で7回2死までパーフェクトに抑え、9回まで1安打無四球12奪三振と好投したが、援護がなく勝利は付かなかった。7月16日にメッツの本拠地シティ・フィールドで行われたオールスターゲームでは先発投手を務め、2イニングを無失点に抑えた。8月7日のコロラド・ロッキーズ戦で、4安打、無四球、6奪三振、106球で初の完投・完封勝利を記録した。8月24日の登板の後、右肘のの部分断裂が発覚し、シーズンを終えた。この年は26試合、9勝、178.1回、防御率2.27(リーグ3位)、WHIP0.931(同2位)、被打率.206(同5位)、K/BB 6.16(同3位)と大活躍し、サイ・ヤング賞の投票では3位に入った。オフの10月4日に右肘の手術を行うことを発表し、10月22日にトミー・ジョン手術を受けた。 は前年の手術の影響で、マイナーを含めても実戦復帰することはなかった。 4月9日、開幕3試合目で1年7ヶ月ぶりに復帰し、6回無失点で勝利投手となった。この年は29試合、13勝、189.1回、防御率2.71(リーグ6位)、WHIP1.019(同7位)、被打率.219(同6位)、K/BB 5.08(同6位)、最速99.4mph(約160.0km/h)を記録するなど手術前と変わらぬ活躍で、チームにとって9年ぶりの地区優勝に貢献した。手術明けのシーズンのため、代理人のスコット・ボラスや執刀医のなどが登板イニング制限を提言したものの、ポストシーズンでも4試合に登板し、26.2回、防御率3.04と安定した投球でリーグ優勝に貢献した。オフにはカムバック賞を受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マット・ハービー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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