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マテリアル・パズルの登場人物一覧 : ウィキペディア日本語版
マテリアル・パズルの登場人物一覧[まてりあるぱずるのとうじょうじんぶついちらん]
マテリアル・パズルの登場人物一覧(まてりあるぱずるのとうじょうじんぶついちらん)では、土塚理弘漫画作品『マテリアル・パズル』に登場する架空の人物について解説する。
第0章である『マテリアル・パズル ゼロクロイツ』の登場人物については当該記事を参照されたい。
== 主人公とその仲間達 ==

=== 「三人」の主人公 ===
本編の主人公。100余年前ドーマローラ国が消滅する際、「星のたまご」に魂を取り込まれたことで不老不死となった3人の少年少女達。同時にこの世に存在できるのは基本的に1人だけであり、その人物が「死亡」することで残り2人のどちらかに存在そのものが入れ換わる(これを「存在変換」と呼ぶ)。
その身体は「星のたまご」そのものが変化した人形のようなものであり、本来の身体は既に失っている(「クゥ」の項目も参照)。また抵抗力や免疫力がほとんど存在せず、1回の寿命はむしろ常人よりも大幅に短い。
; ティトォ 
: 不老不死の三人のひとり。17歳のときに不老不死となり、その姿が固定されている。かつては知識欲旺盛な普通の少年で、(判明している限りでは)三人の中で不老不死になる前からグリ・ムリ・アとの面識がある唯一の人物でもある。
: 直接的な戦闘力は低いが、膨大な時を経て培ってきた知識・判断力・分析力を持ち、戦闘では様々な知略で敵を追い詰め、仲間を援護する、主役勢の中における参謀的存在となる。記憶力も非常に高く、一度見たもの聞いたものを決して忘れないが、唯一ドーマローラ消滅時の記憶だけが曖昧になっている。
:ドーマローラ消滅直後しばらくの間は、逆に自分の名前以外の記憶を失っており、あてもなく旅をする中で時々頭の中に響くアクアとプリセラの声や、存在変換の度に記憶が途切れることの原因がわからず不思議に思っていた。
: 好物は魚介類。絵を描く事が趣味だが天才的に下手。三人の中では一番厳しく、しかし一番優しい性格(厳しさも相手への思いやりの裏返し)。何事も見透かしたような目を持ち、常に冷静で穏やか。考え事をするとき、こめかみを指で叩く癖がある。
: 章ごとに服装の変化があるが、女性キャラクターたちと比べるとその変化は少なめ。シンプルな形の長袖と長ズボンに袖のない上着を羽織る。第1章では上着の胸元に丸い飾りのようなものがついており、これはおやつのおまんじゅう。第2章中盤に登場した際には上着の丈が増し、マントに近い形状になったが、それ以降は上着はなくなり長袖と長ズボンのみとなっている。
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* 使用魔法:ホワイトホワイトフレア 【属性「活」、魔法レベル55】
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*: 炎の魔力を変換し、癒しと強化のエネルギーを作り出す魔法。「活力の炎」「WWフレア」とも表記。変換した白い炎を纏った者の傷を癒やし、肉体や様々な能力を強化する(回復や強化の度合いはある程度操作可能)。ただし、その力の源であるティトォは少しずつ疲労する(対象者の肉体が強靭なほど消耗も激しい)。纏わせた人物の感覚はティトォにも伝わり、植物や虫、そして(身を委ねている)仲間ならば炎を介し動きの操作も可能。また、テレパシーのように炎を纏わせた相手と対話することもできる。そして、敵にあえて魔法を纏わせた後に本来の炎に戻せば、相手を火だるまにすることができる。これがティトォの唯一の直接的な攻撃手段とも言える。なお、魔法の効力は細胞にまで浸透しているため、少々の水を被った程度では炎が消えることはない。
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*: 副作用として、何度もかけ続けられた者はその後も力が引き出されるようになる。
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* 仙里算総眼図(せんりざんそうがんず)
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*: 魔法とは別に、ティトォが100年以上の時間を培って編み出した、「一を知り十を知る」力。対象の発する言葉、表情、行動を情報の欠片として集め、それらを分析することで、対象の行動パターンを完全に把握する。対象は1体に限られ、また発動には膨大な情報を取り入れる必要があるが、完成すれば対象の数十秒間の動作を完璧に予測する事が可能となる。
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*: 戦闘以外でも、未知の人物や兵器の正体の推理にも使用出来る。
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*:『マテリアル・パズル ゼロクロイツ』に登場する同名の能力とその詳細は「マテリアル・パズル ゼロクロイツ#用語」を参照。
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; アクア 
: 不老不死の三人のひとり。13歳のときに不老不死となり、その姿が固定されている。三人の中では最初に本編に登場した。かつては妹思いのごく普通の少女だったが、ドーマローラ消滅に巻き込まれ瀕死の傷を負った際にティトォの側に居合わせ、共に不老不死となる。最初は妹を守れず自分だけ生き延びた事を後悔していたが、その感情をグリ・ムリ・ア、そして無力な自分への怒りに変え、何もかも破壊したい一心で強力な破壊魔法の使い手となった。
:三大神器の一人舞響大天が、死んだはずの妹アロアであった事で、自身が彼女と戦う運命にあり、それこそが自らの旅の終わりであると確信している。
:三人の中で最も大きな魔力を持ち、最初に魔法の才能を開花させたのも彼女。大きさだけなら五本の指のヨマより上と評されたこともある。
:外見通りの子供のような無邪気さと、歳相応の老婆のような貫禄を併せ持つ。とても気が強く、また人をこき使うことを楽しむサディストであるが、かなり強がってキャラづくりをしているらしく、実は三人の中で一番精神的に弱い。また、100年前は今とは正反対の性格だった。好きなものは飴と動物。特に飴が大好きなため、魔法の媒介にも飴玉を使用する。
:服装はいかにも魔法使い然とした青い服と帽子。髪型は長いツインテールで、それぞれが途中で大きく一回転している。ただし、大きな帽子を被っているときはその中に隠れる。章ごとに服装が大きく変化しており、序章では動きやすそうな長袖と長ズボンの上にローブを羽織り、ウサギの耳のような飾りのついた帽子を被る。第1章では帽子がとがった形に変化、先端に丸い飾りがつく。第2章からは短めのスカートと一体になった厚手の服、手には大きな手袋をはめる。帽子の先端の飾りが取れ、側面にリボンがつくようになる。第3章ではファンタジー色の濃い服装となり、リボンとブローチで飾られた白いマントに厚底の靴、帽子が右側のツインテールに引っかかっているという独特のスタイルとなっている。
: メモリア魔法陣第一段階・第三戦敗退〔この一戦は、当初アクアがリュシカ、イドとともに出場したが、途中でイドの魔導膨斧が暴走するアクシデントが起き、アクアは急遽ティトォに存在変換して対処に当たった。従って、実際に敗退したのはティトォだが、トーナメント表上ではアクアが敗れたことになっている。〕。
:
* 使用魔法:スパイシードロップ 【属性「壊」、魔法レベル70】
:
*: 飴玉の魔力を変換し、破壊のエネルギーに変える魔法(最初のみ、アクア自身の魔力を破壊エネルギーに変換し、飴玉に込めて発現する魔法と説明された)。基本的に爆発を伴うが、火薬等のそれとは異なり、素粒子レベルで対象を分解する純粋な破壊の魔法。そのため火種や空気を必要とせず、破壊の際に熱や放射能なども発生しない。威力はツッコミから実戦レベルまで自由自在で、飴玉を投げつけるよりも手に持った棒つきの飴で直接触れた方がより強力となる。また、自身や媒介とした飴玉自体に魔法は全く影響しない。
:
*: バリエーションに、数個の飴玉を円の動きで弾きつつ飛ばす「スパイシードロップマーブル」、および10個以上の飴玉を狭い範囲で弾き合わせる事で威力を増幅、槍状に放ち対象を貫く必殺技「ブラックブラックジャベリンズ」がある。
:
; プリセラ 
: 不老不死の三人のひとり。19歳のときに不老不死となり、その姿が固定されている。かつては踊り娘として暮らしていたごく普通の女性だったが、ドーマローラの消滅に巻き込まれ瀕死の傷を負った際にティトォの側に居合わせ、共に不老不死となる。
: 他の二人と異なり魔法の才能はなく、全く使えない為、100年間ひたすら体を鍛え続け、あらゆる格闘戦術・知識を習得した。結果、不老(若いまま)の肉体が人間の限界を超えて「進化」し、肉弾戦では拳一つで岩すら砕くほどの、地上最強の戦闘力を身につける。ただし、魔法攻撃でなければ倒せない相手の場合、魔法を使えない弱点が出てしまう。
: 姉御肌な性格をしており、年長者としての面倒見の良さ、理解力を見せる。また、肉体の鍛錬に伴って凄まじい食欲を身につけており、外見は変わらないまま何十人前もの食事を平気で平らげることができる。
: ドーマローラ消滅の時には妊娠しており、不老不死の呪いを解かない限り子供を産む事は出来ないため、元の身体に戻って出産を果たすのが、彼女の目的であり生きる意味。不老不死と結界文字(後述)の影響で戦闘をしても問題は無いが、ティトォとアクアが身を案じている事から、滅多に表に出ることはない〔(シルエットのみもしくはセリフのみの場合を除き)初登場は第1章終盤の対ジール・ボーイ戦と三人の中では一番遅い。容姿そのものは作者の別作品である『清村くんと杉小路くんと』の単行本4巻の巻末などですでに描かれていた。〕。
: 章ごとに服装が変化するが、必ず腹の「檻」の結界文字が露出するデザインとなっている。第1章では袖が独立し、肩の露出したジャケットに短パンと膝までの長いブーツ。短パンについている丸いものはおしゃぶりであるとのこと。第2章ではジャケットがなくなり、腕にプロテクターのようなものがつくようになる。下半身は長ズボンにブーツ。第3章では第1章に近い形状となったが、黒色(濃い紫色)で統一されたデザインとなっており、ジャケットはなく、体のラインが強調された姿となっている。
:
* 使用魔法:なし
:
* 魔法の筆(正式名称不明)
:
*: 腹にある文字は、中の赤ん坊を守る為に、バレットにメモリアに伝わる魔法の筆で書いてもらったもの。画数が多いほど強力な結界を張る効果があり、「檻」の字の19画は、本来魔獣等を縛り付けるために使われる程の、強力な多重結界を張る。それを張り続けるプリセラの力も大きく削がれ、何より母体が不老不死のため必要性はあまりないのだが、プリセラは「生むことすらできないお腹の子にしてやれるせめてものこと」としてこの文字を選んだ。
:
*: 画数を減らすたびに力が戻り、パキ島での最終決戦でブライクブロイドと戦った際に初めて数画(木偏の部分)減らす。その後全画を消去すると、それまでほぼ互角に戦っていたブライクブロイドを子ども扱いするほどの力を出した。
なお、3人は自分たちの事を「罪人」と言っているが、その理由は未だ不明。また3人はアダラパタ曰く「人形のような瞳」をしており、その表現として3人の目の中には瞳孔が描かれない。回想などに出る不老不死になる前の彼らには、他の人物と同じように瞳孔が描かれている。
; M・P(マジック・パイル)ティトォ
: ティトォ達の身体を構成している「星のたまご」をコントロールして、3人の魂を同時に表へ出す事によりティトォの思考力と回復魔法、アクアの魔力と攻撃魔法、プリセラの格闘能力を全て備えた姿。
: 見た目は赤髪のティトォだが人格は三人の内の誰のものでもない「三人そのもの」。荒々しい性格をしており一人称は「俺」。
: 最初は薬〔強制的に存在変換を行うためのカプセル。変換先の人物によって色分けされている(ティトォ:白、アクア:青、プリセラ:桃)。〕によるコントロールを行っていたが、実験による体力の低下等が見られたり、同時に2人の魂しか出せなかったりしたが、その後五大石の精霊によるサポートを経て、最後は戦いへの「覚悟」を胸に、何にも頼らない完全な発動ができるようになった。
: パキ島での最終決戦時に万全の体制でクゥに戦いを挑むが、クゥにより保存されていた本来の肉体に強制的に魂を戻されてしまう。M・Pが不可能になっただけでなく、100年間鍛えた肉体を失い、魔法も使えなくなってしまう。その直後にコルクマリーの襲撃を引き金としたクゥの暴走に巻き込まれ、その後の3人の生死は不明である。
:
* 使用魔法:ホワイトホワイトフレアスパイシードロップ
:
*:
* スパイシードロップマーブルジェンカ スパイシードロップマーブルをパンチと共に敵に叩き込む技。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マテリアル・パズルの登場人物一覧」の詳細全文を読む



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