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マドリード-バリャドリード高速線()はスペインの首都マドリードと北西部のカスティーリャ・イ・レオン州の州都で、バリャドリッド県の県都であるバリャドリッド間180kmを結ぶ標準軌の高速鉄道路線で、運行はレンフェが行っている。マドリード方のターミナル駅はチャマルティン駅である。保安装置はASFAとERTMS IIが採用されている。 建設費はおよそ45億ユーロで途中の停車地はセゴビアである。所要時間はこれまでの2時間半から半分以下の56分に短縮された。69kmの区間は比較的曲線になった区間で、路線の最高速度は300km/hとなっている。途中のグアダマーラ山脈の区間は28.4kmのスペインでは一番長いグアダマーラトンネル(英語版)がある。 == 運行 == 開業は2007年12月22日で、ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相によって開業が宣言された。将来的には北側に延伸が予定されている。2007年12月の運行開始以来、最高速度250km/hで動力集中方式の軌間可変車両を採用した130系が8往復、最高速度300km/hの102系が5往復運行されている。130系を使用した列車は広軌となるバリャドリードから先の北側へも運行されている。 == ギャラリー == File:Madrid-Valladolid HS line.svg|路線図(赤線部) Image:TintinSGGUIOMAR16NOV13.jpg|途中区間のセゴビア・ギオマール駅。外側の線は通過線。 Image:Viaducto Arroyo del Valle (Madrid) 02.jpg|新線区間のS102 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マドリード-バリャドリッド高速線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Madrid-Valladolid high-speed rail line 」があります。 スポンサード リンク
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