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マナマズ : ウィキペディア日本語版
ナマズ

ナマズ(鯰・鮎、学名 )は、ナマズ目ナマズ科に属する硬骨魚類の1種。
日本中国朝鮮半島台湾など、東アジアの河川や湖沼に生息する肉食性の淡水魚である。
別名としてマナマズ琵琶湖周辺地域での地方名としてヘコキとも呼ばれる〔『日本の淡水魚 改訂版』 pp.412-415〕。2005年特定外来生物に指定されたアメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)と区別して、ニホンナマズと呼ばれることもある。以降本種を「マナマズ」と表記する。
== 概要 ==
マナマズ()は日本に分布する3種のナマズ属種の1種である。他の2種(ビワコオオナマズイワトコナマズ)が琵琶湖と関連水系のみに生息する日本固有種であるのに対し、マナマズの分布は東アジア広域にわたり、日本においても現代では北海道沖縄などの離島を除く全国各地の淡水域に幅広く分布している。
日本在来の淡水魚雑食のものが多いため、在来魚としては数少ない大型の肉食魚である。大きな体をくねらせてゆったりと泳ぎ、扁平な頭部と長い口ヒゲ、貪欲な食性を特徴とする。
日本におけるナマズは、古代から食用魚として漁獲されたほか、さまざまな文化に取り入れられた歴史をもつ。神経質でデリケートな性格から暴れたり飛び跳ねることも多く、日本では中世以降地震と関連付けられ、浮世絵をはじめとする絵画の題材にされるなどして、人間との関わりを深めてきた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナマズ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Amur catfish 」があります。



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