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マヌエル・バスケス・モンタルバン(Manuel Vázquez Montalbán、1939年7月27日 - 2003年10月18日)は、スペインの小説家、推理作家、ハードボイルド作家。男性。カタルーニャ州バルセロナ生まれ。小説のみならず、詩やエッセイの執筆、新聞紙上への論説文の発表、テレビやラジオの討論番組への参加など各方面で活躍した。 スペイン共産党のカタルーニャ支部であるカタルーニャ統一社会党(PSUC)の中央執行委員も務めた。 推理作家としては、1972年の『ケネディを殺した男』で私立探偵ペペ・カルバイヨ(Pepe Carvalho)を初登場させ、1975年の『刺青(いれずみ)』で主人公に抜擢。以来、カルバイヨを主人公とするハードボイルド小説を執筆し続けた。同シリーズの『楽園を求めた男』(1979年)は、スペインの優れた文学作品に与えられるプラネータ賞を受賞したほか、1981年にフランス推理小説大賞外国作品部門、1992年にスウェーデン推理作家アカデミーが主催し優れた翻訳作品に贈られるマルティン・ベック賞を受賞している。 また、同シリーズの『中央委員会殺人事件』(1981年)は1986年にドイツ・ミステリ大賞翻訳作品部門の第3位となっている。ドイツ・ミステリ大賞では1989年と1991年にもペペ・カルバイヨ・シリーズの作品が入賞している。 『中央委員会殺人事件』はスペインの映画監督ビセンテ・アランダにより1982年に映画化されている。 == 日本語訳作品 == * 私立探偵カルバイヨ シリーズ * 楽園を求めた男 (フランス語訳版からの翻訳、訳:田部武光、1985年8月、創元推理文庫、ISBN 4488222013)(Los mares del Sur (1979)) シリーズ3作目 * 中央委員会殺人事件 (訳:柴田純子、1985年11月、西和書林、ISBN 4795221065)(Asesinato en el Comité Central (1981)) シリーズ4作目 * 死の谷を歩む男 (フランス語訳版からの翻訳、訳:田部武光、1986年4月、創元推理文庫、ISBN 4488222021)(La soledad del manager (1977)) シリーズ2作目 * 刺青(いれずみ)※抄訳 (訳:市川秋子、光文社『ジャーロ』8号(2002年夏号)、企画「世界のミステリーを読む」)(Tatuaje (1974)) シリーズ1作目 (1972年の『ケネディを殺した男』を除いて、『刺青』をシリーズ1作目として数えている) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マヌエル・バスケス・モンタルバン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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