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マハーポーシャとは、かつてオウム真理教の関連会社が経営していた、PC/AT互換機の自社組立てパソコン、いわゆる「ホワイトボックスパソコン」を販売していた店舗およびそのショップブランドの名称である。 == 概要 == 「マハーポーシャ」の社名は社長である麻原彰晃が直々に命名したものである。 東京秋葉原・大阪でんでんタウン・京都・名古屋・札幌など日本国内に6店舗点在していた。また、台湾の台北市には「大繁栄」(マハーポーシャの訳語)という支局が、オーストラリアの西オーストラリア州には不動産会社「マハーポーシャ・オーストラリア」が設立されていた。オーストラリア支局では、同会社名義で1993年7月に牧場を約50万オーストラリア・ドル(約3000万円)で購入の上、大量の薬品類を持ち込み、化学物質を製造し、それらを使って羊に対する毒性の実験を行っていたとされている 。西オーストラリア州警察は同牧場で羊の死骸を発見、土壌からサリン残留物のメチルホスホン酸を検出〔日刊スポーツ1995年5月12日付〕。 経営主体の株式会社マハーポーシャの事務所は、当時東京都港区南青山にあったオウム真理教の当時の本部事務所と同じビルに置かれていた。 登記簿の記載によれば、株式会社マハーポーシャは1992年1月14日に設立。資本金3000万円。一連の事件後は役員変更の登記が全くなされていなかった。2002年10月の法務省による休眠会社の整理〔「株式会社の経営者の方へ--休眠会社整理のお知らせ」 法務省ウェブサイト。〕のため、旧商法第406条ノ3の規定により同年12月3日付で解散したとみなされた。みなし解散から既に3年以上が経過しているので、もはや会社の継続は不可能となり、みなし解散から10年が経過した2012年12月3日、法人格が消滅した〔商業登記規則第81条の規定により、解散した株式会社は清算が終了していない旨の申し出がない限り、解散から10年が経過すれば登記所は登記簿の閉鎖ができる。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マハーポーシャ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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