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マラウイの人口統計 : ウィキペディア日本語版
マラウイの人口統計[まらういのじんこうとうけい]

本稿、マラウイの人口統計では、人口密度, 民族教育レベル、健康経済状況、宗教などのマラウイの人々に関する人口統計学的事象を扱う。
== 概要 ==

マラウイの国名は、およそ600年前にコンゴ共和国の南方からやってきたバントゥー系民族の国家、マラビ帝国に由来する。この民族はマラウイ湖の北側のエリアまでたどり着いたところで2つの集団に分離した。一方は、湖の西側を南へと進み、マラウイ湖の西側のエリアに暮らすチェワ族の先祖となった。残りのもう一方は、湖の東側を南へと進み、マラウイ湖の南側のエリアに暮らすニャンジャ族の先祖となった。
西暦1500年頃、この2つの部族はマラビ帝国と呼ばれる国家を作った。その国土は、北部は現在のコタコタ県、南部はザンベジ川、東部はモザンビークの海岸域まで達し、西部はザンビアルアングワ川までを含んだとされる。
1900年頃までは、移住や部族紛争といった諸条件からマラウイ人社会の結束形成は妨げられていた。その後、より近年になってくると民族や部族の差異は減少していくが、地域による差異や対立は現在でも残ったままである。しかし、いくつかの明確な差異があるにも拘らず、現在は重大な不和や対立関係が各部族間に存在しないことから、マラウイ人としての概念が定着しつつあると言える。また、田舎の農村の人々が大半を占めるマラウイ人は、概して保守的であるとともに伝統的に非暴力主義である。
チェワ族は、中部州の人口のうちの90%を構成し、ニャンジャ族は主に南部州に暮らし、トゥンブカ族は主に北部州に住んでいる。このほか、かなりの人数のトンガ族が北部州に、1800年代初頭に南アフリカから移住してきたズールー人の流れをくむンゴニ族は北部州内の南部の県から中部州内の南部の県に暮らしている。さらに、大部分がイスラム教徒であるヤオ族は、南部州とブランタイヤ県からゾンバ県を結ぶラインの北側からマラウイ湖南側のラインの地区に大多数が居住している。なお、その他のバントゥー系民族は、モザンビークから難民として流れてきた人々である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マラウイの人口統計」の詳細全文を読む



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