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マラウイの地理 : ウィキペディア日本語版
マラウイの地理[まらういのちり]

本稿ではマラウイの地理について説明する。
マラウイアフリカ大陸の南東部に位置する国家である。国土の北端は9度30分で、南端は17度であり、国全体が熱帯気候に属する。マラウイの国土はザンビアモザンビークの間の細長い土地で、南の端はシーレ川の渓谷に沿ってモザンビークへ食い込むような形になっている。また、国土の北から北東にかけては、国境をタンザニアと接している。さらに、マラウイは海に面した国土を持たない国家である。そのため、ナカラベイラといったモザンビークの港湾都市鉄道で接続されていることは物流の上で重要である。
== 地勢 ==
北から南の方角へ大地溝帯が国土を横断している。この地溝帯の上には、アフリカ大陸で3番目の大きさを誇るマラウイ湖があり、マラウイの国土の20%を占めている。マラウイ湖の南端からはシーレ川が南の方角へ流れ出ており、420kmほど下流のモザンビーク国内でザンベジ川と合流している。
一方、大地溝帯の西側は海抜900-1200メートルの高原となっており、特に西側北部はニイカ高原と呼ばれる平均海抜が2200メートル近い高原として知られている。マラウイ北部から中央部にかけてのマラウイ湖西側の区域は、世界自然保護基金により、中央ザンベジのミオンボ林:en:Central Zambezian Miombo woodlands)に区分されるエコリージョンの一部としてカテゴライズされている。
マラウイ湖の南側には、海抜600-1600メートルのシーレ高地があるほか、標高2130メートルのゾンバ高原や、標高3002メートルのムランジェ山がそびえ立っている。なお、マラウイ最南端の地域の中は海抜60-90メートルしかない場所もある。
マラウイは、ブラックアフリカで最も人口密度の高い国家のうちの1つである。首都であるリロングウェの人口は、1971年以降は常に40万人以上となっている。国会および全ての政府省庁は、リロングウェに置かれている。ブランタイヤはマラウイ最大の都市で商業活動の中心地でもあるが、1966年に10万9千人であった住人は1998年時点で50万人近くにまで増加している。マラウイの大統領はブランタイヤに在住し、また、最高裁判所もブランタイヤに設置されている。
マラウイには以下の5個の国立公園がある。
*ケープ・マクリア国立公園
*カスング国立公園
*レングウェ国立公園
*リウォンデ国立公園
*ニイカ国立公園

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マラウイの地理」の詳細全文を読む



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