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マリーンカップは、千葉県競馬組合が船橋競馬場のダート1600mで施行する地方競馬の重賞(統一JpnIII)競走である。サッポロビールが優勝杯を提供しているため、正式名称はサッポロビール盃 マリーンカップと表記される。競走名は英語で海を意味する「Marine」から。 == 概要 == 前身は1988年に創設された準重賞の「サッポロビール盃マリーンカップ」。準重賞時代は夏場の4歳(現3歳)牝馬限定戦として1700mの距離で争われ、ケーエフネプチュン・マキバサイレントらが優勝馬に名を連ねている。1997年に4歳(現3歳)から10歳(現9歳)までの牝馬限定の賞金別定の中央・地方全国指定交流の重賞(統一GIII・南関東G2)競走、マリーンカップとしてリニューアルし、施行回数は「第1回」とされた。競走距離も100m短縮されて1600mとなり、以降現在にいたるまで競走距離の変更はない。 2001年からは出走資格を3歳(旧4歳)以上牝馬に、2004年からは負担重量をグレード別定に変更された。2011年は東日本大震災の影響により開催中止となり、代替開催も「実施に適する日程がない」として執り行なわれない〔第15回マリーンカップ(JpnIII)の取り止めについて - 船橋ケイバ公式サイト 2011年5月11日付け〕。 出走資格はサラ系3歳以上の牝馬の競走馬で、南関東地区所属馬7頭、地方他地区所属馬3頭、JRA所属馬4頭のフルゲート14頭と出走枠が定められている。 負担重量は3歳が51kg、4歳以上は55kg(南半球産の3歳は49kg、4歳は54kg)を基本とし、更に以下のように斤量が課せられる(ただし、2歳時の成績を除く。)〔。 #競走施行日5日前までのGI(JpnI)競走1着馬は3kg増、GII競走1着馬は2kg増、GIII競走1着馬は1kg増。 #上記重量に加え、グレード・グループ競走を通算3勝以上の競走馬は1kg増とし、さらに2勝毎に1kg増。 #負担重量の上限は3歳が54kg、4歳以上は58kg(南半球産の3歳は52kg、4歳は57kg)とする。 上位2着以内に入った地方所属馬にはスパーキングレディーカップの優先出走権が付与される〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マリーンカップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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