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マリー・アントワネットに別れをつげて : ウィキペディア日本語版
マリー・アントワネットに別れをつげて[ - にわかれをつげて]

マリー・アントワネットに別れをつげて』( - にわかれをつげて、''Les adieux à la reine'')は、ブノワ・ジャコ監督による2012年フランスの歴史ドラマ映画である。原作は2002年にフェミナ賞を受賞した小説『王妃に別れをつげて』を原作としている。フランス革命発生時のマリー・アントワネットの姿を朗読係の女性の目を通して描いており、ダイアン・クルーガーがアントワネットを演じた。
2012年2月に第62回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映された。
== ストーリー ==
フランス王妃マリー・アントワネットの朗読係を務める若い女性シドニー・ラボルドは、王妃を心から敬愛し、王妃の側で働けることに至上の幸せを感じていた。
1789年7月14日に起きたバスティーユ襲撃をきっかけにフランス革命が始まると、ヴェルサイユ宮殿内は騒然となる。貴族たちが次々と王を見捨てて逃げ出す中、王妃は民衆の憎悪の対象となっている同性の愛人、ポリニャック夫人に国外に逃げるように言う。ポリニャック夫人が召使いの振りをして馬車で逃げるのに伴い、王妃はシドニーにポリニャック夫人の服を着て身代わりになるように命じる。激しいショックを受けるシドニーだったが、王妃の命令に従い、堂々と貴婦人を演じ切り、ポリニャック夫人と共に脱出に成功する。
こうして身寄りのない孤児だったシドニーは王妃の朗読係という立場を失い、何者でもなくなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マリー・アントワネットに別れをつげて」の詳細全文を読む



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