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マリー・エリザベート・ド・フランス : ウィキペディア日本語版 | マリー・エリザベート・ド・フランス マリー=エリザベート・ド・フランス(Marie-Élisabeth de France)またはマリー=エリザベート・ド・ヴァロワ(Marie-Élisabeth de Valois, 1572年10月27日 パリ - 1578年4月8日 アンボワーズ)は、フランス王シャルル9世と王妃エリザベート・ドートリッシュ(神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世の娘)の間の長女。 シャルル9世夫妻の唯一の子供として生まれ、イングランド女王エリザベス1世が名付け親となった。生後2歳で父を亡くし、1575年に寡婦となった母がオーストリアの実家に去ったため、養育係(ガヴァネス)のクリッセ夫人(Madame Crissé)の世話で育てられた。虚弱体質で、1578年に5歳で世を去った〔L’Estoile, ''Journal, o. c.'', p. 180.〕〔Pierre de L’Estoile, ''Registre-Journal du règne de Henri III'', vol. II (1576-1578), Genève: Droz, 1996, p. 180.〕〔Brantôme, ''Œuvres complètes, o. c.'', vol. VIII, p. 248.〕〔Brantôme, ''Vie des dames illustres, o. c.'', II, article XIII, pp. 313-315.〕。 ピエール・ド・ブラントームの回想録によれば、王女は幼くして並外れた知性を備え、かつ勉強熱心であり、幼児でありながら既に成人のような態度を身に着けていたという。マリー・エリザベートは亡き父を慕い、シャルル9世の生前の様子について詳しく聞きたがり、よくシャルル王の話をしてくれる者には褒美を与えた。 == 脚注 ==
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