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マルコシアス・バンプ（MARCHOSIAS VAMP）は、日本のグラムロックバンド。1985年結成、インディーズで活動。キャッチフレーズは「メガトン・グラム・ロック」〔 1989.12.9のイカ天の放送より〕。 ==経歴== ===イカ天出演・グランドキングへの道〜たまとの激闘〜=== 1989年（平成元年）12月9日、『三宅裕司のいかすバンド天国』（イカ天）に出場。 この日の放送はすでに4週を勝ち抜きグランドイカ天キングに挑戦するたまの3代目グランドイカ天キングがかかった回であり、また審査員同士の激論が発生するなど、大荒れの展開になった回でもあった。登場時の紹介は「来るべきものはやっぱり来た。快楽と不条理が螺旋状に極まる。ここにグラムロックの封印が解かれる」というものであった〔 1989.12.9のイカ天の放送より〕。 そんな緊張の中登場したマルコシアスであったが、当時廃れていたグラムロックを復活させた楽曲「バラが好き」は、吉田建や伊藤銀次を含む審査員全員から評価を受けた〔 2007年に放映された「イカ天復活祭」では当時の様子を映しているものの、ゲスト審査員の大島渚は「いいと思うんだなー」と発言しているように見えるが、実際には「曲名は『お前のバラが好き』のがいいと思うんだなー」のカットであり注意が必要である（1989.12.9の放送より）。〕。結果、マルコシアスはこの回のチャレンジャー賞を獲得。たまに挑むが、票決は4-2と2票差で敗れた。しかし審査委員長萩原健太は勝敗が決した後にマルコシアスに一票を投じ4-3とし、さらに「マルコシアスが惜しくて仕方がない。来週はグランドイカ天キングってことでキングがいなくなるんだから仮キングとして残していただけないでしょうかね」 と提案。審査員は拍手でこれを迎え、ディレクターも同意して特例措置で仮イカ天キングとして残る。この措置にメンバーは「うれしい」と率直な感想を述べた。この回は「番組史上屈指の名勝負」と評価されている〔2007年に放送された「イカ天復活祭」での紹介より。〕。 その後、5週勝ち抜きを達成し4代目グランドイカ天キングを受賞。仮キングからグランドへ勝ち上がった番組史上唯一のバンドとなった。キング在位中は5週目にチャレンジャーのタッケナー・アンサンブルに坂上二郎の同情票1票（6-0とマルコシアスの勝利が決まった後の投票）が入った以外は審査員全員がキングのマルコシアス・バンプに票を入れた。 なお、1990年元旦に催行された『輝く! 日本イカ天大賞』では、人間椅子、マサ子さん、そしてたまと並んでベスト・コンセプト賞部門にノミネートされたが、接戦（番組内における審査員の伊藤銀次の発言）の末にたまが受賞した。（司会の三宅はこの時「また、たまに負けたね」とボーカルの秋間に質問し、秋間は「あの、仮コンセプト賞は?」と返答している）。さらに大賞部門では、宮尾すすむと日本の社長、FLYING KIDSの両者と共に審査員特別賞を受賞したが、日本イカ天大賞はたまが受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「マルコシアス・バンプ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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