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マルタン・ゲール : ウィキペディア日本語版
マルタン・ゲール
マルタン・ゲール(、1524年頃 - 1560年以降?)は、16世紀フランス農民。フランス史上有名な詐欺事件である「マルタン・ゲール事件」の当事者。バスク地方北部(フランス領バスク、現・ピレネー=アトランティック県アンダイエの出身。
==マルタン・ゲール事件==
1548年、マルタンは父親とトラブルを起こした事がきっかけで、妻ベルトランド・ド・ロルや息子を置いて失踪してしまう。
8年後の1556年の夏のある日、マルタンは突如帰郷してくる。既に夫は死んだものとされていたベルトランドは、未亡人として息子と暮らしていた。以前は神経質かつ非社交的で、ベルトランドに対してもよそよそしかったマルタンだったが、気さくでよく働き、妻子に対しても優しい夫になった。
しかし、マルタンの叔父ピエールは彼に疑いの目を向ける。1559年、「マルタン」と称する男は偽物であるとして告発され、1560年、トゥールーズ高等法院においてジャン・ド・コラ判事のもとで裁かれる事になった。ベルトランドは彼は本物であると必死に弁護、結果的にそれが認められるが、その時、本物のマルタン・ゲールが現れた。彼はイタリア戦争に出征して片足を失い、義足をはめていた。彼は目撃者の証言や様々な質問の結果、本物であると認められた。
マルタンになりすましていた男はアルノー・デュ・ティルという男で、姦通罪詐欺罪で有罪を宣告され、その後絞首刑に処せられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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