|
マルティン・カイマー(Martin Kaymer、1984年12月28日-)はドイツ・デュッセルドルフ出身のプロゴルファー。2010年に欧州PGAツアーのレース・トゥ・ドバイ総合優勝を獲得 。2010年の全米プロゴルフ選手権でも優勝した。 == 来歴 == カイマーは2005年にチャレンジツアーの下部ツアーであるEPDツアーのジャーマン・クラシックでアマチュアとして優勝。2006年のハブスバーグ・クラシックでは第2ラウンドで59をマークした。当時のスコアカードは: その年のEPDツアーで賞金王に輝き、2007シーズンの香港オープンで欧州ツアーデビューを果たす。カイマーはその年の最優秀新人を受賞。2008シーズンのアブダビ・ゴルフ選手権で欧州ツアー初優勝を果たした。 2010年の全米プロゴルフ選手権でドイツ人初の優勝を果たし、ドイツ人としてはベルンハルト・ランガー以来2人目のメジャーチャンピオンとなり、この年は欧州ツアーの賞金王、翌2011年にはワールドランク1位となった。 2014年の全米オープン(パインハーストNo.2開催、7562ヤード、パー70)にはスイング改造して臨んだ。パインハーストの特徴は、1)500ヤード超の長いパー4が4つ、2)グリーンは真ん中が高く、端に行くほど低くなる「お椀型」「亀の甲羅型」「おまんじゅう型」であるほかに、この年は3)大会史上初のラフのない全米オープンであったが、フェアウェイを外すと両サイドは砂地であり、その上にはまばらに生えたワイヤーグラスと散りばめられた松葉がセッティングされた。カイマーは初日65の5アンダーで首位に立つと、2日目も65で首位キープ、日毎にカイマーに挑戦するかのようにピンポジションが難化した中、初日から首位を守って完全優勝を果たしたが、これは2011年ロリー・マキロイ以来で、史上8人目。優勝のスコアは通算9アンダーで、2位に8打差であった。バーディは16個で大会1位、平均パット数は1.53で3位であり、パットが冴えた。ドイツ人初の全米オープン制覇であり、大会史上2番目に少ない合計スコアでメジャー2勝目。この年は父の日開催の全米オープンだけでなく、母の日開催のメジャーに次ぐ格付けのプレイヤーズ選手権にも勝利。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルティン・カイマー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|