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マレーズトラップ : ウィキペディア日本語版
マレーズトラップ

マレーズトラップ(Malaise trap)は、昆虫採集に用いられるトラップの1種。マレーゼトラップとも表記されるが、考案者の姓に従い、フランス語読みのマレーズが適当であるとされる〔馬場・平嶋(1991)p.351〕。テントのような構造をしており、飛翔性昆虫、とりわけ双翅目(ハエ目)や膜翅目(ハチ目)、小蛾類の採集に効果を発揮する〔馬場・平嶋(1991)p.353〕。
== 概要 ==
マレーズトラップは、テント型に張ったネットを昆虫の通り道に設置し、そこに飛来した飛翔性昆虫を採集する目的で使用されるトラップである。一般的なマレーズトラップの上部には保存液の入ったビンが取り付けられており、ネットなどの障害物に当たると上に上に移動する習性がある飛翔性昆虫をそのビン内に誘導する構造となっている。マレーズトラップは双翅目など飛翔能力の高い昆虫の採集に威力を発揮し〔吉田貴大(2008)昆虫相調査におけるマレーゼトラップ及び 衝突板トラップの有用性. 共生のひろば 3 70-75.〕、天候に左右されない定性的・定量的な調査が可能であるという長所がある〔。
マレーズトラップの名は、このトラップを考案したスウェーデンの昆虫学者、ルネ・マレーズにちなんでいる〔馬場・平嶋(1991)p.350〕。マレーズがこのトラップを考案した後、多様な改良や変形が進められて広く利用されている〔馬場・平嶋(1991)p.327〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マレーズトラップ」の詳細全文を読む



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