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マレー・ポリネシア語派(マレー・ポリネシアごは)またはマラヨ・ポリネシア語派は、オーストロネシア語族の大部分の言語を含む語派である。またオーストロネシア語族全体をマレー・ポリネシア語族と呼ぶことも多い。オーストロネシア語族から台湾諸語(タオ族以外の多くの台湾原住民の言語)を除いた言語をまとめてマレー・ポリネシア語派と呼んでいる。 == 分類 == 下位区分としては以下のように、フィリピン語群とインド・メラネシア語群に分けられる。(ただし分類については異説もある) * :台湾島嶼部のタオ族(ヤミ族)から南のフィリピンまでこの系統に入るとされる。イロカノ語、パンパンガ語、タガログ語、セブアノ語、ボホラノ語、ワライ語、ビコール語、ヒリガイノン語はフィリピン8大言語と呼ばれる〔http://ph.access-a.net/study/〕。 * * * タオ語 - タオ族 * - *イロカノ語 *パンパンガ語(カパンパンガン語) * (Greater Central Philippine languages) *タガログ語、フィリピン語(タガログ語を標準化したフィリピンの公用語) *セブアノ語、 *ワライ語 *ビコール語 *ヒリガイノン語(イロンゴ語) *タウスグ語 * (Calamian Tagbanwa) - Tagbanwa people * (南部フィリピン諸語) *マギンダナオ語 *マラナオ語 * * * ※フィリピン諸語と同じグループに分類されることもある。 * * :ボルネオ島、スラウェシ島北部からマダガスカルなどの言語を含む。 *:ボルネオ島南部 *マダガスカル語(マラガシ語) *:ボルネオ島南西部 * :オーストロネシア語族最大のグループであり、海南島やスマトラ島からハワイ諸島、イースター島まで分布している。 *(もしくは西マレー・ポリネシア語群):上記以外のインドネシア中西部、ミクロネシア西部(チャモロ語、パラオ語など)。 *ジャワ語 *スンダ語 *マドゥラ語 *:インドシナ半島(チャム語)、アチェ語、回輝語 *:バリ語、ササク語 *:バタク語、ニアス語、ガヨ語 *:マレー半島(インドネシア語、マレー語)、バンジャル語 *マカッサル語 *ブギス語 *:チアチア語、 *パラオ語 *チャモロ語 *:インドネシア東部(テトゥン語など)~大洋州 *テトゥン語(東ティモールの公用語)、 *、 *、 *、(ロヴァイア語) *、 *大洋州諸語(オセアニア諸語):ニューギニア島の一部・メラネシア・ミクロネシア中東部・ポリネシア。 *:アヌス語 *Papuan Tip諸語(英語版):(モトゥ語を基にしたピジン言語ヒリモトゥ語はパプアニューギニアの公用語) *クアヌア語(トライ語) *ヤップ語 *ミクロネシア諸語 *ナウル語 *キリバス語 *中核ミクロネシア諸語:マーシャル語、コスラエ語、チューク語、カロリン語、トビ語 *(フィジー・ポリネシア諸語) *フィジー語 *ポリネシア諸語 *トンガ語 *ニウエ語 *:サモア語、トケラウ語、ツバル語、タヒチ語、ペンリン語、ラロトンガ語、マオリ語、ハワイ語、ラパ・ヌイ語 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マレー・ポリネシア語派」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Malayo-Polynesian languages 」があります。 スポンサード リンク
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