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マロノニトリル (malononitrile) とは有機化合物の一種で、マロン酸から誘導されるジニトリル。示性式は H2C(CN)2。アセトアミドに似た軽い臭いを示す。シアノ基の強い電子求引性によりメチレン基の酸性は高く、活性メチレン化合物としての性質を持ち、有機合成の中間体とされる。毒物及び劇物取締法の劇物に該当する〔毒物及び劇物指定令 昭和40年1月4日 政令第2号 第2条 32 〕。 == 合成 == シアノアセトアミドの脱水により合成する。脱水剤は、リン酸トリクロリド (POCl3)、五塩化リン (PCl5)を用いることができる。 :NCCH2C(=O)NH2 → H2C(CN)2 + H2O 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マロノニトリル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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