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「マンションズ&ドラゴンズ」は、藤浪智之原作・佐々木亮作画による漫画作品。ワニブックス「月刊コミックガム」にて、2000年4月から2003年6月まで連載された。単行本は全6巻(新装版は全5巻)。 本稿では、続編に当たる「ダークローダーズ 魔王のおしごと」についても併せて記述する。同じく月刊コミックガムにて、2004年6月から2006年8月まで連載された。単行本は全5巻。 == 概要 == 作者の佐々木にとって初のオリジナル長編作品である。テーブルトークRPG(TRPG)とコンピュータRPGの双方の要素が反映され、TRPG的な設定(冒険者の斡旋業や盗賊ギルドの存在)が出てくるかと思うと、主人公である「勇者」「魔王」といった古典的コンピュータRPGへのオマージュと思われる存在も登場する。漫画の主要な登場人物をプレイヤーキャラクターとしたTRPGのセッションが実際に行われており〔「マンションズ&ドラゴンズ」旧版p.162。〕、ストーリーに直接反映している訳ではないが雰囲気はプレイの影響を受けているという〔「マンションズ&ドラゴンズ」旧版p.174。〕。 勇者と魔族の戦いという設定が背景にあり、従来の勇者=正義側を主体とした描写だけでなく、魔族=悪役側の視点に立った展開も用意されている。しかし極端にシリアスな展開ではなく、ほんわかで微笑ましい展開とのバランスを保った作品となっている。 背景世界は「コトノハ」と表記されているが、これはこの世界で「世界」を意味する言葉の日本語訳であり、原語では「世界」と「言葉」が同じ単語であることを示している〔「ダークローダーズ 5」p.117。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マンションズ&ドラゴンズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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