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誕生殿[たんじょうでん]
誕生殿(たんじょうでん、マンミシ〔(Richard H. Wilkinson. 2000. ''The Complete Temples of Ancient Egypt''. 日本語訳)〕、Mammisi, Mamisi)は、より大きな神殿に付属する小さな聖堂に用いられる用語で、エジプトにおいて神の誕生に関連する。マンミシという言葉は、「誕生の場所」()および「誕生殿」()を意味するコプト語に由来し、この単語の使用は19世紀のジャン=フランソワ・シャンポリオンによる〔。誕生殿では、神と王との関係もよく示され、神の子である王の誕生において、ときにエジプト新王国の神殿でみられる「誕生の間」との関連も指摘される〔。 エジプト末期王朝より配置された誕生殿において〔、残存する最も重要な例はプトレマイオス朝およびローマ時代にある〔Wilkinson, Richard H. (2000). ''The Complete Temples of Ancient Egypt''. Thames & Hudson. p. 73〕。その時代に建てられた誕生殿の外壁にはよく、特徴的な柱間壁のある列柱廊が見られる〔〔。その最も保存が良いものは、デンデラ神殿複合体にあるローマ時代の誕生殿であり、そこにはプトレマイオス朝時代の誕生殿もある〔。また他の主な誕生殿としては、エドフ神殿、コム・オンボ神殿、フィラエ神殿、アルマント神殿のものがある〔。 ==脚注==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「誕生殿」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mammisi 」があります。
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