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マーカムアラビアン
マーカムアラビアン (''Markham Arabian'') は、17世紀初頭に生きたイングランド王国の種牡馬。しばしばサラブレッドの祖先、最初の一頭として言及される。 1616年にガーヴァス・マーカムが、ジェームズ1世のために連れてきた馬である。同年12月20日、この馬のために王室財政から165ポンドが支払われた記録がある。この馬に対して、輸入に反対したニューキャッスル公爵は「あまりに小さく、馬体にみるべきところは何もなかった。コースに出られるように調教したが、あらゆる馬が彼を負かした。」という記述を残している。この馬以降、イギリスに多くの東洋系輸入馬が連れてこられるようになったという。 なお、17世紀初頭といった古い時代、また同世紀中ごろの清教徒革命の影響により、この時代の競馬に関する情報は不足している。現在のサラブレッドにマーカムアラビアンの血が流れているかは不明である。 == 産駒 ==
* フリセル(Frisell、種牡馬)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マーカムアラビアン」の詳細全文を読む
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