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マーチ・711
マーチ・711 (March 711) は、マーチ・エンジニアリングが1971年のF1世界選手権用に開発したフォーミュラ1カー。 == 解説 == マックス・モズレー、ロビン・ハードらが立ち上げたマーチ・エンジニアリング最初のフォーミュラ1カー、701は冒険を避けた手堅い造りであった。711はこれとは一転して個性的な車両に仕上がった。 車体設計をフランク・コスティン、シャシーをハードという分担で開発。全体的に丸みを帯びたスタイルと、エンジン全体を覆ったリヤカウルはコスティンが設計したF2マシン、プロトスに似たものである〔『オートスポーツ』 1971年4月号、28頁。〕〔『カーグラフィック』 1971年4月号、164頁。〕。フロントウイングは楕円形をした独特のもので、フロントノーズ先端から支柱を伸ばして取り付けられる。「ティートレイ」と呼ばれたこのフロントウイングの形状はイギリスの戦闘機、スピットファイアを基としたものである〔『F1速報PLUS』 VoL.35、三栄書房、2014年、60頁。〕。 エンジンは従来のコスワースDFVのほか、プロトタイプ・スポーツカーに使用されているアルファロメオの3リッターV8エンジンも使用された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マーチ・711」の詳細全文を読む
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