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マーティン・ロナルド・ケリー(Martin Ronald Kelly、1990年4月27日 - )は、イングランド・マージーサイド州リヴァプール出身。同国代表のサッカー選手。プレミアリーグ・クリスタル・パレスFC所属。本職はセンターバックだが、両サイドバックとしてもプレーできる。 == 経歴 == リヴァプールFCのユース育ちの生え抜きの選手。2009-2010シーズンのUEFAチャンピオンズリーググループステージのオリンピック・リヨン戦でトップチームスタメンデビューを果たし、右サイドバックでプレーし、7.0という高い評価を受けた。その後の躍進が期待されるが、怪我をしてしまい、トップチーム定着のチャンスを逃すこととなる。怪我の完治後はチームの不振もあり、出場機会を得ることができなかった。 2010-11シーズンも変わらず、ベンチには入るものの、出場機会は得られずにいた。しかし、10月のチェルシーFC戦直前のウォーミングアップで右サイドバックのレギュラーであるグレン・ジョンソンが負傷し急遽試合に出場することとなるが、安定したプレーを見せ、首位を独走していたチェルシーFC相手のクリーンシート達成に大きく貢献した。その後も出場機会を得、素晴らしいプレーを続けるが、グレン・ジョンソン復帰後、監督のロイ・ホジソンは低調なパフォーマンスに終始していたグレン・ジョンソンを起用し、再び出場機会を失うこととなる。 しかし、2011年1月にホジソン監督が解任され、ケニー・ダルグリッシュ監督が就任したことが大きな転機となる。ダルグリッシュ就任後の初戦、FAカップのマンチェスター・ユナイテッドFC戦において、イングランド代表の右サイドバックレギュラーであるグレン・ジョンソンが左サイドバックに起用され、ケリーは右サイドバックで起用される。試合には敗れたもののケリーはここで良好なパフォーマンスを見せ、以後シーズン終了まで怪我で出られない時を除いて右サイドバックで多用された。 その後は今日に至るまで、好不調の波が激しく不安定なパフォーマンスに終始することで右サイドバックのレギュラーに定着しかけてはレギュラー奪取までには至らないという状況を繰り返している。ただし、怪我の多いグレン・ジョンソンの貴重なバックアップとしてベンチ要員以上レギュラー未満というポジションに甘んじつつもその実力から、出場機会は数多く与えられており以前より確実にその存在感は増している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マーティン・ケリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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