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ミエロペルオキシダーゼ : ウィキペディア日本語版 | ミエロペルオキシダーゼ
ミエロペルオキシダーゼ(MPO)はペルオキシダーゼに分類される酵素であり、ヒトでは''MPO''遺伝子にコードされている。 この酵素は好中球に多く存在する。リソソームタンパクの一種であり、好中球ではアズール顆粒に蓄えられる。MPOはヘム色素を持ち、大量に分泌されると膿や粘液を緑に染めることがある。 == 構造 == MPOタンパクはおよそ150kDaで、15kDaの軽鎖2本と、グリコシル化され、補欠分子ヘムが結合した重鎖2本からなる二量体である。重鎖の大きさのみが異なる3つのアイソフォームが存在する。7配位、五方両錐形をとるカルシウム結合部位を持つが、このカルシウムは酵素活性に重要である。配位子の内1つがAsp96のカルボキシル基であり、活性中心のHis95に隣接しているためである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミエロペルオキシダーゼ」の詳細全文を読む
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