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ミクリ科 : ウィキペディア日本語版
ミクリ属[みくりぞく]

ミクリ属(''Sparganium'')はガマ科の属の一つ。主として北半球の温帯寒帯に20種ほどが分布する。かつては独立のミクリ科(Sparganiaceae , 1811)とされていた。
== 概要 ==
多年生の抽水性水草で、地下に根茎があって横に這う。葉は二列性で、細長く、柔らかでやや立ち上がるか水面に漂う。葉の基部は葉鞘となる。
は単性、雌雄別に球状の頭状花序をつくり、茎の上に雄花序、下に雌花序が数個ずつつく。花序はやや枝分かれすることもある。雄花、雌花共に鱗片のような花被片があるが、基部にあるのみで目立たない。雄花には3-6個の雄蘂があり、花被片から突出する。風媒花で、花粉は風によって散布される。雌花では雌蘂には複数の心皮があるが、そこから一個だけが種子となる。果実は堅果であるが、表面はやや柔らかい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミクリ属」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sparganiaceae 」があります。



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