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ミグリトール
ミグリトール(Miglitol)は、複雑な炭水化物をグルコースに分解するのを阻害する経口血糖降下薬である。2型糖尿病の患者で、炭水化物の消化を妨げることによる血糖コントロールのために用いられる。 ミグリトールや構造的に類似したイミノ糖は、α-グルコシダーゼと呼ばれるグリコシダーゼを阻害する。ミグリトールは、炭水化物の消化を阻害して作用するため、食後高血糖症の程度を下げる。主食開始時に摂取することで、最大の効果を発揮する。効果は、食物中に含まれる非単糖炭水化物の量に依存する。 アカルボースやボグリボースが体内に殆ど吸収されない事とは対照的に、ミグリトールは全身で吸収されるが、代謝されずに腎臓で排出される。 ==副作用== 重大な副作用として添付文書に記載されているものは、低血糖(他の糖尿病用薬との併用)、腸閉塞、肝機能障害、黄疸である。5%以上の患者に腹部膨満、鼓腸、下痢が発生する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミグリトール」の詳細全文を読む
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