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ミコウフ : ウィキペディア日本語版
ミコウフ

ミコウフ(、(ニコライ)、シレジア語:Mikołůw)は、ポーランドの南部、シレジア地方のカトヴィツェ近郊にある町。シレジア高原に位置し、ヴィスワ川支流のマンコウォヴィエツ川が流れる。かつてはカトヴィツェ県に属したが、1999年の再編でシロンスク県に組み込まれた。戦間期もシロンスク県に属していた。
人口270万人のカトヴィツェ都市圏と529万4千人のシレジア大都市圏の圏内にある〔European Spatial Planning Observation Network (ESPON) 〕。人口は2008年の時点で3万8821人〔 - Central Statistical Office in Poland ISSN 1734-6118, Warsaw, May 2009〕。
== 歴史 ==

上シレジアで最も古い町のひとつで、1222年にラツィブジュ・ツァスミール公がヴロツワフ司教ヴァヴジニェツへ送った文献にも登場する。ミツロフ城主アンドレフの名があり、すでに行政の中心地であったことがうかがわれる。
交易路の交差点にあったことから、交易の要所になったが、1349年から翌年の黒死病で住民の3分の1が亡くなった。1433年から1443年にかけ、数回地震にも見舞われた。1545年に都市権を取得。1645年と1687年には年に4度見本市の開催が許されていた市場近くの家屋で火災が起き、18世紀後半には幾度か百姓一揆が起きた。さらに、1713年から1715年にかけて蔓延した飢饉にも生き残った。1760年になって初めて現在の表記が見られる。1794年5月20日に大火が発生して、市場周辺の家屋全体が焼失した。町役場も含まれたため、保管されていた歴史的資料が全て灰になった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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