翻訳と辞書
Words near each other
・ ミコヤン設計局
・ ミコライウ
・ ミコライオ
・ ミコライフ
・ ミコライフ州
・ ミコライヴ
・ ミコライ・ボトゥッチ
・ ミコラスロメリス大学
・ ミコラス・ロメリス
・ ミコラス・ロメリス大学
ミコラ・アザロフ
・ ミコラ・コレッサ
・ ミコラ・ボンダル
・ ミコラ・マロムシュ
・ ミコラ・モロジュク
・ ミコラ・リセンコ
・ ミコラーイウ
・ ミコラーイフ
・ ミコラーイフ州
・ ミコラーイヴ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ミコラ・アザロフ : ウィキペディア日本語版
ミコラ・アザロフ

ミコラ・アザロフウクライナ語:''ムィコーラ・ヤーノヴィチ・アザーロウ''、1947年12月17日 - )は、ウクライナ政治家。同国元首相(第14代)。2002年から2005年まで、また2006年から2007年まで第一副首相と財務相を、また2004年末と2005年初頭の2回にわたって首相代理を務めている。2010年の大統領選挙にてヴィクトル・ヤヌコーヴィチが勝利したことに伴い、彼の後任として地域党党首となり、2010年3月に首相に任命された〔Янукович припинив членство у Партії регіонів: Новини УНIАН 〕〔Yanukovych suspends his membership in Party of Regions, hands over party leadership to Azarov キーウ・ポスト(2010年3月3日)〕。
== 来歴 ==
ソビエト連邦ロシア共和国(現ロシア連邦カルーガにて誕生。モスクワ大学を卒業し、地質鉱物学で博士号を取得する。1971年にリュドムィラと結婚。1984年、永住するためウクライナに引っ越す。
=== 政界入り===
1995年から1997年にかけて、ヴェルホーヴナ・ラーダ(ウクライナ議会)の予算委員会の代表を努める。また長い間(1996年から2002年)、州の税務管理のトップも務めた。逝去したキルマ大臣と共に、レオニード・クチマ大統領の2期の任期の間、非常に緊密な関係を維持した。
政治家というよりむしろテクノクラート(技術官僚)として、2002年11月下旬に発足したヴィクトル・ヤヌコーヴィチ政権にて第一副首相と財務相に就任する。ヤヌコーヴィチ政権では経済改革として会計、税金、年金といった制度、そして規制緩和が実現した。年間のGDP成長は2003年に9.6%、2004年に12.1%を達成し(ちなみに2005年は2.7%にとどまった)、資本投資もそれぞれ31.3%、28.0%を達成した(2005年は1.9%)。
2004年大統領選挙に伴う混乱でヤヌコーヴィチ首相がクチマ大統領より休暇を言い渡された2004年12月7日から12月28日まで首相代理に就任。選挙ののち、ヤヌコーヴィチは首相としての職務を再開しようとしたが不可能となり、12月31日に退陣を表明した。2005年1月5日に内閣総辞職し、アザロフは再び首相代理に就任。ヴィクトル・ユシチェンコが大統領に就任するまでの期間を勤め、2005年1月24日ユーリヤ・ティモシェンコが後継首相に就任したことで退任した。
その後もアザロフはヤヌコーヴィチの側近として強い政治力を保持し、彼の政党「地域党」に所属する下院議員として活動。2006年8月4日にヤヌコーヴィチが再び首相に就任した際には、第一副首相と財務相に再び就任した。
2010年の大統領選挙ののち〔〔Ukraine: Tymoshenko vows to contest election result , BBCニュース(2010年2月15日)〕、次期大統領となったヤヌコーヴィチは2010年2月21日に首相候補として3人の名前を挙げる。Sergei Tigipko (en)、「われらのウクライナ」のArseniy Yatsenyuk (en)、そしてアザロフである〔Yanukovych has yet to secure ruling majority in parliament キーウ・ポスト (2010年2月25日)〕。
2010年3月11日、ウクライナ議会は首相にアザロフを任命〔〔.〕。343議員のうちの242票を獲得した〔Azarov became Prime Minister 、Ukrainian Independent Information Agency(2010年3月11日)〕。
2014年1月28日、施行されていたデモ規制法に対する国内外の混乱を受け、政治危機の打開を図り、国の結束を保持するためとして首相の辞任を発表した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミコラ・アザロフ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.