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ミシュナー・ヘブライ語 : ウィキペディア日本語版 | ミシュナー・ヘブライ語[みしゅなー へぶらいご] ミシュナー・ヘブライ語(ミシュナー・ヘブライご、Mishnaic Hebrew language)とは、バビロン捕囚後のユダヤ人達がヘブライ語を継承していく中で、聖書ヘブライ語から発展した新たな形態のヘブライ語。 ユダヤの賢人達が、ミシュナーや同時代の文書を記録する際に使用された。サマリア人は、独自の形態のヘブライ語であるサマリア語を発展させ、ミシュナー・ヘブライ語を使用しなかった。 ==音韻== ミシュナー・ヘブライ語の音韻は聖書ヘブライ語に極めて近いものだったと思われる。 しかし、一部の接尾辞の末尾の /m/ が、ミシュナーの中ではしばしば /n/ に置き換えられている。おそらく、これらの接尾辞の末尾の鼻音が発音されなくなり、その直前の母音が鼻音化したものであろう。あるいはこの現象は、アラム語 の影響による変化かもしれない。 また、ミシュナーの現存する手稿の中には、喉音を表す文字の表記に混乱が見られるものがある。特に (א) アレフ(声門破裂音)と、(ע) アインの(咽頭音)の取り違えが多いため、ミシュナー・ヘブライ語では、この2つの文字が、同じ音価で発音されていたことを示しているのかもしれない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミシュナー・ヘブライ語」の詳細全文を読む
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