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ミズタビラコ
ミズタビラコ(水田平子、学名:''Trigonotis brevipes'' )は、ムラサキ科キュウリグサ属の多年草〔〔『日本の野生植物 草本III 合弁花類』p.65〕。 ==特徴== 短い地下茎がある。茎は高さ10-40cmになり、茎にやや圧毛が生える。葉は互生し、楕円形で、長さ1.5-4cm、幅1-2cmになり、表面には細毛が生える。上部の葉は無柄であるが下部のものには葉柄がある。茎、葉ともにやわらかい〔〔〔『新牧野日本植物圖鑑』p.623〕。 花期は5-6月。茎先に1-5個の花序をつけ、花序は先が巻いたさそり型花序になって小さい花を密に多数つけ、下方から開花する。花序は成長すると巻いていたものがまっすぐに伸びる。小花柄は萼筒より短い。萼は5深裂し、裂片は長さ0.5-1mmになる3角形で毛が生える。花は白色または淡青紫色で、径2.5-3mm、花冠は車型で、5裂して平開し、花冠喉部に5裂した白い付属体がつく。雄蕊は5個で花筒の中部につき、花冠裂片と互生する。果実は4個の分果で、分果は倒3角錐状で黒褐色、平滑で光沢があり、4面体になる〔〔〔〔『原色日本植物図鑑・草本I(改訂)』p.196〕〔『日本の固有植物』p.120〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミズタビラコ」の詳細全文を読む
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