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ミゼットフィルム
ミゼットフィルム(''Midget Film'' )は、スチル写真用のフィルムの規格であり、和製英語である。ミゼット判フィルム(ミゼットばんフィルム)とも呼ぶ。コダックはミゼットフィルムを製造販売しなかったので、ロールフィルム番号は存在しない。日本の企業美篶商会(のちの美スズ産業、2004年解散)が、1937年(昭和12年)に製造販売を開始した写真機ミゼットとともに発表した規格である。その後、おもに日本で発展し、海外にも輸出された。 == 概要 == ミゼットフィルムは、「135フィルム」(35mmフィルム)の半分の幅をもつ17.5mmフィルムを使用し、「120フィルム」および「220フィルム」といったフィルム同様に、裏紙があってパーフォレーションの穴がないロールフィルムである。画面サイズは「14×14mm判」、正方形の画面である。 フィルムの生産が終了以降、「ミゼットフィルム」用の写真機を使用する場合には、裏紙とスプールを用意してパーフォレーション穴の開いていない長尺の「135フィルム」を半裁して巻きなおすか、裏紙つきの「120フィルム」を裁断してスプールに巻きなおす等の手法が試みられている。 2016年になってフィルムが再び入手できるようになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミゼットフィルム」の詳細全文を読む
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